釣り始めは餌であるエビが世代交代の季節でかなり小さかった為か50cm程のスズキが1匹釣れたのみ。『やっぱり小潮は釣れんなー』と船長と話していたのですがI橋君が釣った小アジを試しに泳がせてみると90cm前後のサワラがHit！。さすがにサワラは引きが強いです。
調子にのってそのまま泳がせ釣りを続けているとサワラ連発。
何でも今年はサワラが滅茶苦茶多いとのことで6～7匹は釣ったと思います。
それ以外にも50cm前後のアコウ、80cmオーバーのスズキ、太刀魚等々釣れること！
今日はエビの日ではなくアジの日なんだと船上大盛り上がりでした。さらに嬉しいことに・・・
泳がせでヒラメGet！玄界灘では落とし込みで釣ったことはありましたが博多湾では初めて！ビックリのゲストでした。
その日は魚種が豊富で他にも小鯛、チヌ、アジ、エソ等8種目も釣れました（エソ、チヌはどうでもいいですが）。かなり海は賑やかになってきているようです。
ただ、それ以上にビックリすることが・・・・。
I橋君と2人で貸しきり状態だったため竿を2本出していたのですが置いていた1本の竿がチャポンッという音と共に海に落ちたではないですか！海中に沈んでいく竿をみて茫然自失となりました。思えば最初にスズキ釣りに連れて行ってもらった’釣りの師匠’であるI尾さんに勧められ5年前に買った竿です。あれから5年。何本か竿を買いましたが依然としてこの竿をメインに使っています。まさに愛機！それが海の藻屑となるなんて！それ以降釣りどころではなく、しばらくへこみまくっていると後ろで釣っていたI橋君の竿に大きなサワラがHit！そのbattleをしばらくぼんやり眺めていたらサワラと一緒に竿が上がってくるではないですか！しかも見慣れた僕の愛機！サワラは横に走るためどうも海底をはしりまくっている間にI橋くんの仕掛けに引っ掛かってきたみたいです。
無神論者の僕ですが神様の存在を信じた瞬間でした。その日はアコウ、ヒラメ、スズキ等大物は僕ばっかり釣っているとI橋君は言ってましたが僕にとってその日1番の大物を釣ったのは君だよ！！本当に有難う。
翌日子供の運動会で1年振りにばったりそのI尾さんと会いました。その話をしているとただ一言『奇跡ですね』。まさにその通りと思いました。I尾さんに勧められた竿。そしてI尾さんからぶっきらぼうだけど面倒見がいいと勧められた聖進丸。あれから5年、二つ共今でも利用しています。帰ってきた竿をクリニックで洗いながら不思議な縁を感じた釣行でした。
